ビブス

History

西宣の歴史

優勝旗

西宣の歴史1

ふるさと

西宣のふるさとは福岡県の西部、福岡市。九州地方の行政・経済・交通の中心地として九州最大の人口を有する一方で、日本海をのぞむ豊かな自然を合わせ持ちます。
博多湾に面するこの地域は古来から大陸方面への玄関口として利用され、様々な文化が入り交じる拠点として栄えてきました。

旗

西宣の歴史2

創業者 西本久幸

創業は1972年、創業者西本久幸が興した印刷を行う小さな個人商店にさかのぼります。高度経済成長期の終わりごろ、活気に満ち溢れる福岡の町で、それまで培った印刷の技術をもとに旗の製造会社として商売を拡大していきました。

ミラクルチチ

西宣の歴史3

ミラクルチチの開発

誰でも簡単にのぼりをポールに取付けられる粘着剤付きループ状テープ「ミラクルチチ」が誕生したのは、1998年のこと。
それまでも、のぼり用ループ状テープ「チチ」が、のぼり製作に欠かせないパーツとして使われてきましたが、チチの取付けには専用のミシンが必要でした。そんな中、住友スリーエム株式会社(現スリーエム ジャパン株式会社)の強力な接着剤と出会った創業者は「誰でも手軽にのぼりを製作できる」ための商品開発を断行。約3年半、試行錯誤を重ねた末に「ミラクルチチ」を商品化しました。
「ミラクルチチ」が国内に広く普及した後も、デザインの邪魔をしない透明な「ピュアチッチ」や、強風が吹いてものぼりが巻き上がらない「ふしぎチチ」等の開発・特許取得を行い、「のぼりの特許といえば西宣」という地位を確立しました。

のぼり

西宣の歴史4

布を使った空間プロデュース

「日本のデザインの素晴らしさを海外に発信したい」という依頼を受け、福岡から遠く離れたフランスはパリにて、歴史的な建造物の装飾プロジェクトへの参画も経験しました。
繊細な建造物を保護するために“釘や接着材が一切使えない”中、巨大な柱の太さの違いに着目。ミリ単位で調整できる縫製力で、高さ11mを超える柱の壮大なデコレーションファブリックを制作し、新たなステップへと成長しました。

オーダーメイド

西宣の歴史5

メイド・イン・ジャパンにこだわったオリジナルグッズ製作開始

中国やアジア諸国への技術流出により元気を失っていた国内繊維産業。倒産する企業も多い中、進退をかけて活路を求めていた西宣は、「印刷も縫製も生地選びもでき、お客様の “ウォンツ”をカタチにするプロトタイプ作り、そして“量産”ができるバックボーンをもっている」という強みを活かした、オーダーメイドによるオリジナルグッズの製作を開始します。